夢幻飛行

旅は日常からの脱却、夢の世界への入口かも 夢と日常のあいだを彷徨う山旅人のつぶやきです。

雲取山Ⅲ(その2)

続きです。 雲取山10.jpg ところが、この北面の急坂は雪が凍結。上部はシャーベットでなく氷です。[がく~(落胆した顔)] ロープを伝って、氷のない部分を見つけて慎重に下りていきます。[ふらふら] (このロープ、多分身をホールドする目的の太いロープではないと思いますので、ご注意!) 怪我もなくよかったのですが、ここはアイゼンをつけるべきであったと反省。 日差しの当たる南面の石尾根とは、別世界です。 雲取山バッジ.jpg雲取山荘へは【11:50】着。(上の写真) 山荘で百名山バッジを購入。  小屋の方によると、これから週末は人出が多くなるとのこと。 やはり、ここは平日泊まりが正解かも。 小屋は三峰山、三条の湯、雲取山山頂、ブナ坂への巻道の交差点。 巻道をとってブナ坂に下ります。【12:00】 可愛い鹿の親子がいましたが、シャッターを押したときには視界の外へ。 残念! [ちっ(怒った顔)] 雲取山11.jpg この巻道も日当たりが悪く、雪道で歩きにくい。 雲取山12.jpg 明るい石尾根へ出て、ほっとします。【12:35~12:40】 チョット風が出てきましたが、ブナ坂への歩きを楽しみます。 雲取山13.jpg 奥多摩小屋【13:00】~ブナ坂の分岐を素通りし【13:25】 巻道~七つ石山分岐【13:50】~堂所へ向かう。  堂所を【14:15】に通過。 このあたりから、膝と足下が気になりだした。 やはりロングコースです。 ”坂はゆっくり、ゆっくり下らなければなりません” との名セリフがまた浮かんできました。 (笑) ここから、いつも長く感じますが、ゆっくりと下りていきました。 小袖には無事に【15:20】着。 雲取山荘からの下りは、休憩含め3時間20分。 雲取山7.jpg 山頂から雲取山荘の時間を合わせると、約8時間の山歩き。[exclamation]  距離は多分24KM程度。 もう何か月もこんな距離を歩いたことはない。 リベンジなんて気持ちはさらさらなく、受け入れてくれた山にひたすら感謝です。 普段の通勤時、節電でエスカレーターのない長い地下鉄の階段を、 息絶え絶えでハアハアしながら上がっていくのに、 どうして山登りはできるんだろう なんて思います。(笑)    連続した急坂、ガレ場、岩場もないし、ザックも軽量化。 もう少しペースを上げれたかもしれません。 でも、過信してはいけない。 今はこの程度が最大限界であろう。 我が身の”察知能力”のなせるしわざかも。 だから、 皆さんに復活だなんて云われて、煽られても、 実力以上のことはしないようにしよう。 (笑) ”過ぎたるは及ばざるが如し” とならないよう自戒。[ちっ(怒った顔)] 余談ですが、 福島原発の工程表、目標設定は重要だが、でっち上げの感(カン?) 。 信ずることのできるのは、事実と結果だけである。 時間の経過とともに、緊迫感は風化している。 が、危機は続いているのです。 当初の見方よりも悪化しているのです。 国民が懸念していることに対する”察知能力”がないと思わざるを得ない。 避難所へ行っても、失笑を買う。 こんな”KY”な人たちが日本をダメにする。 AH~ 下界に下りると、憤りと痛ましい気持ちが交錯する。[もうやだ~(悲しい顔)] ******************* 雲取山14.jpg 帰路、プリウスのODOメーターをみたら、2万キロを超えていました。[がく~(落胆した顔)] 納車から18か月[車(セダン)]。 平均燃費[ガソリンスタンド]は約22km/L程度です。